医学書院の本って、Amazonさんではすぐ一時品切れ&入荷未定になるという印象。
近くの書店にはしっかりありました。こちら。
ケアする人も楽になる認知行動療法入門 BOOK1 伊藤 絵美 医学書院 2011-02 |
困ったときの、CBT。
認知行動療法とは、ストレスの問題を<認知>と<行動>の面から自己改善するための、考え方と方法のこと。本書は2つの目的のために書かれた。1つは、人をケアする職業人が、認知行動療法を使ってもっと楽にセルフケアができるようになること。もう1つは、読者が自分のために使いこなせるようになったら、患者さんのケアに認知行動療法を使ってもらうことである。
ケアする人も楽になる認知行動療法入門 BOOK2 伊藤 絵美 医学書院 2011-02 |
辞めちゃう前に、CBT。
対人援助職のストレスこそが問題だ。本書では、無能な管理職にイライラ(怒り)。モラルハラスメントでしくしく(悲しみ)。パーソナリティ障害の人に巻き込まれグルグル(当惑)、そんな事例を取り上げて認知行動療法による解決方法を指南していく。「もうヤダ・・・辞めちゃいたい」と思っているあなたにこそ読んでもらいたい1冊。[BOOK1](同時発売)とはまた違った認知行動療法の技法を身に付けられる。
こんな感じで特にケアする人=対人援助職、特にナースに向けて書かれたCBTの入門書です。
出版社のページはこちら。
医学書院/書籍・電子メディア/ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1
医学書院/書籍・電子メディア/ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK2
ちらっと立ち読みしただけですが、専門外に人を対象として書かれただけあって、事例も豊富で非常に読みやすいです。
これだったら、CBTにあまりなじみのない専門家(ええ、私みたいな…とか言っちゃホントはいけないんでしょうけど)や学生でも気軽に読めちゃうんじゃないでしょうか。
広い層にお勧めな一冊。
ちなみに楽天ブックスなら2~3日以内に発送予定だそうな。
よろしければ一冊どぞー。