研究と臨床 臨床心理学

やっぱり自分は「心理臨床学」に違和感があるのだなあ

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12/07/03のエントリ、心理臨床学会の学会誌バックナンバーにまつわる色々とかでもちょこっと触れましたが、先日、日本心理臨床学会の会員の皆様には『心理臨床学研究 論文執筆ガイド』なる冊子が届いたことと思います。

で「ツッコミ入れたろう!」的な視点で読んでたんですが…なんて言うんでしょうか…ものすごい違和感があるのですよね。

その違和感は一体何なのだろう?と考えてみたところ、これはやっぱり「心理臨床学」という学問というかその言葉自体に対する違和感であるように思われます。


よく考えてみたら、既にこの話題については何度か触れているのですよね。

【日心臨参加記録】ワークショップ参加【1日目】(06/09/15)
「心理臨床学」という言葉 (07/03/23)

これらのエントリを書いたのは5〜6年前になりますが、未だにこの件に関する考え方は変わっておりません。

『執筆ガイド』で使われている「心理臨床学」を全て「臨床心理学」に置換したとして、何の問題もないとワタクシは思うのです。あ、『心理臨床学研究』という雑誌名に関してはもちろん除きますよ。

いつの日か、我が国において「心理臨床学」と「臨床心理学」が融合する日は来るのでしょうかね?…なんてことをやらなきゃいけない作業を抱えつつ考えていたワタクシなのでございました。

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