臨床心理学

ロールシャッハ学会@徳島@1日目

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学会参加記録第2弾。
18日(土)、まずはワークショップ。私はCコース「ロールシャッハ法の力動的解釈」に参加。講師による講義内容はまあまあ(←偉そうだな)…わりと基本的なところなので…ごめんなさい、半分沈没してましたorz
いや、でも内容はちゃんと押さえてた…はず。
ワークショップの後半、実際の事例を見ていくところはわりと良かったです。つーか、この手のワークショップって事例を出す人のレベルによってかなりワークショップ自体の善し悪しが決まってくるよな~と思った次第。私も一度、ワークショップで事例を出してみたいものでございます。
一応、事例検討の際には発言などもしてみましたが、後から考えたらもう1つ2つ位聞いてみたいことがあったような気がする。


んで午後は会場近くのラーメン屋さんで昼食。午後も長丁場なのでニンニク抜きで(エチケットって大切よね)。
ワークショップ終了後、夕方からは特別講演の予定でしたが、色々あってプログラム変更で特別シンポジウム開催。
『ロールシャッハ・テストの今後を考える』というタイトルで…なんとこの本に対する反論を業界の大御所が展開。

ロールシャッハテストはまちがっている―科学からの異議 ロールシャッハテストはまちがっている―科学からの異議
ジェームズ・M. ウッド スコット・O. リリエンフェルド M.テレサ ネゾースキ

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…そういやこの本、途中までレビューしたままで放置してあったこと思い出しました。
『ロールシャッハテストはまちがっている』を読む-プロローグ(06/03/14)
『ロールシャッハテストはまちがっている』を読む-第1章 心を映すエックス線:ロールシャッハテストの威力(06/03/17)
『ロールシャッハテストはまちがっている』を読む-第2章 テストの誕生:ロールシャッハ・インク図版の始まり(06/03/25)
『ロールシャッハテストはまちがっている』を読む-第3章 ロールシャッハテスト、アメリカに渡る(06/05/08)
ロールシャッハ(つーか心理アセスメント)に対するわたくしのスタンス(06/05/15)
って実は放置していたわけではなく、意図的に触れていなかったということも実はあったのです。というのも、来年かあるいは再来年の日心臨でこの本に対する反論するという内容の自主シンポをマジでやろうかなと思っていたところがありまして。「若手ロールシャッハ研究者による反論」的な感じで。
でもねぇ…ああいう大御所にやられちゃうと二番煎じも甚だしいってことになってしまいますわなorz
ちょっとその辺はどうするか考えちゅー。
…横道にそれました。シンポジストの先生方のこの本に対する評価ですが、「面白い」とか「参考文献が多くて良い」とか「ロールシャッハの歴史を知るという意味では非常に良い本」という辺りは私も全く同じ評価です(過去ログ見てくださいな)。
で、信頼性・妥当性の問題に関しては、思い切ったまとめをすると「そもそもこの本ではネガティブデータばかり取り上げており、妥当性が認められたという研究は無視されている(意図的に無視している?)」「自然科学的な妥当性とはまた異なる水準での妥当性はあり得る」って話だったような気がします(間違っていたら訂正プリーズ…ってここ読んでる人で参加した人いるのかな?)。
非常に残念だったのは時間が少なかったことです。フロアからの発言は1名のみでしたが、もっと時間があればきっと活発な議論がなされたはず。それは(重要なテーマなだけに)非常にもったいなかったと思います。
そしてこの日の夜もまた酒を飲むわけですが…長くなったのでまた続きます。

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