子育て

長女の幼稚園の運動会で思ったこと

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先日、長女の幼稚園の運動会があったので参加してまいりました。
良く晴れたとても気持ちの良い日で、運動会自体は楽しかった…のですが…
その時のエピソードです。


私と子どもが先に会場入りして、妻は色々と用事があったので開会後に来ることになってました。で、私は結構早くついたので、前の方の子ども達の様子がよく見えるよさげな場所にレジャーシートを敷いて場所とりをしておいたんです。その時、風がけっこう強かったので、レジャーシートの四隅を付属のくい(プラスチック製)で留めておきました。
んで開会式は保護者1名も一緒に参加なので、私は貴重品だけを持って娘と一緒に席を立ったわけです。楽しく歌ったり踊ったりしてる間に妻も合流、開会式が終わってシートに戻ってみると…
留めておいたくいが外れて、レジャーシートが思いっきりめくれ上がってましたorz
しかたないんで、再度くいを打ってレジャーシートを留めようとしたんですが…
くいが一本足りない?
風で飛ばされたのかな~?と思いつつ周りを見てみると…うしろに座っている家族のレジャーシートの一隅を留めているのはうちのレジャーシートと同じくいです。
つーか、我が家のレジャーシートを留めているくいは3本、向こうのレジャーシートを留めているくいは1本。
どう見ても我が家のレジャーシートのくいです。ありがとうございました。
…ってお礼を言ってる場合ではありません。そこですぐに「それうちのじゃ?」と言えばよかったのかもしれませんが、そのくいで留めてあるところはちょうどその家族のお母さんが座っている股の間にあったのですよね。それでちゃんと見づらいってことがあったり、あとは次の種目が始まるので写真は撮らなきゃいけないし、ビデオ撮影もしなきゃいけない…ってことで、とりあえずあと回しにしておいたわけです。
とりあえずその一角には荷物を置いて、レジャーシートが飛ばされないようにしておきました。
んで、運動会も終わりに近づいた頃、私は妻に言ったんですね。
「あれ、うちのレジャーシートのくいだよね?」
「だね…」
「どうしよう?」
「片付けるときに言えばいいんじゃない?」
ってことで、妻が声をかけてくれました。ええ、私はそういうの言えない小心者なのですよ…ってこともあるんですが、なんか言い方がきつくなってしまいそうだったので、(余計なもめ事は避けるという意味で)大変助かりました。
そして運動会も終了。妻が声をかけました。
(妻)「それうちのレジャーシートのくいじゃないですか?風で飛んでしまったみたいで…」
(相手)「えー、これうちのじゃないの?…あー、ここにあったからうちのだと思って使っちゃった~」
(相手)「うちのシートと同じ色だったから~」
えーと…言い訳はいいんですが、とりあえず「ごめんなさい」言うべきじゃね?
別に「わかっててやってるだろ」とは言いませんよ。確かに気づかなかったのかもしれないし、間違っちゃったのは仕方ないことです(でも目の前のレジャーシートのくいが何本かはずれて飛びそうになってるのを見た時点で、自分ちのものだと思うか?ってのはありますが…)。
何で「ごめんなさい」の一言が言えないのかなぁ…?つか、こういう時に謝罪できない人が自分の子どもが何かやらかしたときに「ごめんなさい」を言わせるよう教育できるのか?とか思った次第。
・・・・・・・・・・
そしてもう一つのエピソード。
親子参加の種目が終わって3人でレジャーシートに戻った時、これもやっぱり後ろの席の家族(上で挙げたのと同じグループだけどたぶん別家族)の子どもがその辺を走り回ってて、んで私んちのレジャーシートの上も思いっきり走っていたのですね。
私が「おいおい」と思いながら見ていると、ようやくそこで父親と思しきおじさんがその子どもを注意しました。
…えーと…レジャーシートの上、泥だらけなんですけど…
いや、それは拭けば座れるしいいんですが注意するならもっと早く注意しましょうよ。もし「気づかなかった」と言うなら、それはちゃんと自分の子どものことを見てないってことだし、気づいていながら注意せず私が来たのに気づいて注意したってのなら論外です。
仮に後者だったとしたら、そういうのって「当事者が見てなきゃ何してもいい」ってことに繋がりませんかね?子どもって敏感にそういう態度は察知すると思うのですがねぇ…。
んで当然のように謝罪の言葉はありませんでしたよ
気弱な私は無用な争いは避けたかったので何も言いませんでしたけれども。
・・・・・・・・・・
…こういうことを思ってしまう私がみみっちいんでしょうか?
いや、問題は「くいを勝手に使った」とか「レジャーシートが汚れた」とかそういうことではなく、「謝罪できない(しない?)こと」や「注意しないこと」なのですよね。
色んな家族があって色んな教育方針があるのはわかります。
しかし、そういう家庭って「ごめんなさいを言えない子ども」とか「見つからなきゃ何でもしていいと思う子ども」を育てたいんですかね?
我が家では立派な子育てをしていると胸を張って言う自信はありません。そりゃ色々迷ったり、悩んだりしながらの毎日ですよ。でも上で挙げたようなことはすげえ基本的なことなんじゃないかと思います。そして、別に親のために子育てをしているわけではありませんが、自分の子どもが「ごめんなさいを言えない子ども」や「見つからなきゃ何でもしていいと思う子ども」になってしまって将来的に困るのは親、そして子ども本人なんじゃないかと思うのですよね。
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そんなわけで運動会に参加しての結論。

やっぱり娘の担任の先生は超かわいかった
ってことでファイナルアンサー。
ジャージ姿が萌え~でした。

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