最近、研究欲求が高まっています…てか、むしろやらなきゃいけません。正念場です。
で、論文執筆…まではまだいかず、せいぜいデータの整理をして某学会へのエントリー間に合うかどうかの瀬戸際な今日この頃ですが、(邦文)論文執筆の際にはこれ欠かせないですよね。
日本心理学会 執筆・投稿の手引き(pdfファイル)
とりあえずこれがあれば基本的なところは十分間に合うわけですが、いかんせん「実例」が足りないのです。私みたいに応用の利かない人間としては、もっと豊富な実例が欲しい!
…ということで、以前psy-pubさんの心理学の本(仮題)のエントリ、英語論文書きまくり:接触編(06/02/09)でも紹介されて気になっていたこの本、購入することにしました。
APA論文作成マニュアル APA アメリカ心理学会 江藤 裕之 前田 樹海 医学書院 2004-07 |
ネットで紹介されているのをちらっと見た時は「日心の『手びき』があるからいいや~」と思っていたのですが、これなんと、400ページ近いボリュームがあるのですね。
Amazonの商品説明よりコピペ
出版社/著者からの内容紹介
世界で1000万人以上の読者が愛用しているAPA(アメリカ心理学会)編集の英語論文執筆のマニュアルの日本版。心理学や行動科学,社会学,経営学,看護学,社会福祉などの論文執筆に適している。論文の形式や引用文献の表記法など,日本語で論文を書く際にも,大いに参考になる1冊。内容(「BOOK」データベースより)
本書に記載されているルールは、これまでの膨大な数の心理学関係の論文、心理学分野の論文作成に十分な経験を有する編集者や著者、そして出版関係の第一人者とみなされる識者により集成されたものである。したがって、Publication Manualを丁寧に参照すれば、論文を作成する段階で自分の考えや発見が、編集委員会―つまり、心理学分野に関する学識・見識、および経験の十分に備わった読者層―によく知られた受け入れられやすい形式、文体、書式で表現することができる。第5版の内容は基本的に第4版に基づき、その方針を踏襲しているが、コンピュータなどから利用できる文献や法律関係の文献引用に関する様式を更新するとともに、それまで不明であった箇所も明確にした。
大変よさげです。
てか、APAのマニュアルってそんな幅広い分野でのスタンダードになっているのですね。不勉強で知りませんでした。
これから本気で研究をやっていきたい人…学生も含めてこれは買いではないでしょうか。
私も今さらかもしれませんが、がんがりますよ。
参考になった!という方はクリックしてくださるとありがたいです→学問・科学ランキング