心理・精神医学本

藤山直樹著『精神分析という語らい』

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先日の日本精神分析学会への参加の際、色々と心惹かれた書籍はあったのですが、唯一ゲットしたのはこちらでした。

精神分析家であるとはどういうことか

とりあえず精神分析の基礎の基礎をかじりました…程度の読者では太刀打ちできないかもしれません。

というかワタクシ自身、そのレベルですしじっくり読もうと思って積んである状態です。

ちなみに出版社のサイトではまえがきの一部が読めますよ。

岩崎学術出版社: 精神分析という語らい

岩崎学術出版での藤山氏の著書と言えば、以前ご紹介したこちらの2冊。

【ワタクシ的には】藤山直樹著『集中講義・精神分析 上巻』【今年のNo.1】(08/12/05)
藤山直樹著『集中講義・精神分析 下』がキター(10/05/20)

こちらは初学者でも読もうと思えば読めます。内容が本当に理解できるかどうかはおいといて、かなりわかりやすい本だと思います。

ただ、こちらのシリーズ

こちらはかなり手強いと思います。そもそもテーマをざっくりまとめると「(著者にとって)精神分析とは何か」ということですから。それを2冊に渡って書いているわけですから、そりゃあ手強いですよ。

そして今回でたこちら。

こちらも後者の系譜と言えるのではないでしょうか。なにせ

精神分析家であるとはどういうことか

というこれまた壮大なテーマに挑んだ本ですから。

そんなこんなでゆっくりと、ホントにゆっくりと読ませていただきたいと思います。数年かかっても…くらいのスパンで。

興味がある方は是非ポチっとしていただきたいのですが、2011/11/25現在、Amazonさんでは取扱不可となっています。多分、単純に品切れなのだと思いますが、私が岩崎学術出版の新刊を取り上げる時ってよくこういうことになっているような気が…。

…私の書籍運(?)の悪さが炸裂ってところでしょうかね?

ともあれ、興味がある方は是非どうぞ。

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