臨床心理学

スクールソーシャルワーカー関連の新聞連載を読んでみて考えたこと

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読売新聞のサイトにスクールソーシャルワーカー(以下、SSW)関連の記事が掲載されておりました。

こちら。

(1)福祉の目で「異変」察知 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(2)専門家訪問で「孤立」改善 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

詳細は読んでいただければおわかりかと思いますが、「子どもの貧困」問題に関連して、SSWが介入した事例が紹介されております。

私は既に結構な回数、SSWについて取り上げてきました。特にSSWとスクールカウンセラー(以下、SC)との違いを中心に。

SCとSSWの専門性(08/09/09)

上記過去ログの冒頭に関連エントリのリンクが貼ってありますので、そちらもご参照ください。

数年を経て、ようやくSSWについての私なりの考えがまとまってきました。

だいたい、SCとSSWの違いなんて「臨床心理士(と関連する資格)保持者がやるか、それとも社会福祉士・精神保健福祉士資格保持者がやるか」というくらいの違いしかないのですよね。

それって、政治的な(もっと泥臭く言ってしまえば縄張り争い的な)観点からすれば意味のあることかもしれませんが、やってることはほぼ変わらないのだとようやくわかりました。

上述の新聞記事についても、特に「子どもの貧困」という問題に焦点を当てているからSSWを取り上げるのがわかりやすかったというだけで、恐らくSCもああいう活動はしているはずです(ちゃんと仕事してる人は…という条件はつきますが)。

SSWだって、当然のことながらカウンセリング的な介入が必要な場合も多々あるでしょうし、そもそも業務の中で基本的なカウンセリング技法は習得しておく必要はあります。

同じ様に、ちゃんと業務をこなそうと思ったら、SCはカウンセリングだけしていて務まるものではなく、当然のことながらソーシャルワーク的な視点や働きは必要になってくるはずです。

…だったら、SCを福祉関連資格保持者に市場開放すりゃあ良かったのでは?という話になるかもしれませんが、まあその辺は政治的なアレが色々難しかったのでしょう。

もし、改めて「いや、SCとSSWは明確にここが違う!」というご意見をお持ちの方は、是非コメントお願いします。Twitterの方でもいいですよ。

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